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SPF通信メルマガ

CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
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※エス.ピー.ファームにつながる皆さまにBCCでお送りしています。 仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝 ~人と人、人と自然をつなぐ~    SPF通信-vol.204-    2022.11.29発行 仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝仝 今月のSPF通信担当の佐藤です。 先日鳥取県で研修講師として参加してきました。 出張といえばその土地の風土を楽しむこと。 研修会場のある倉吉には「白壁土蔵群」という観光名所があり、 調べると会場から歩いて片道20分の距離。 お昼休み1時間に猛ダッシュで往復し何とか観光に成功。 数年ぶりに本気のダッシュをしたおかげか、午後の講義が個人 的に白熱しました。 ◇◆◇ 本号の目次 ◇◆◇ 1.コラム   かけた時間が成長につながる 2.ブログ「寄り合いひろば」   地域林政アドバイザー育成研修に参加して *************************************************    かけた時間が成長につながる ************************************************* 弊社では林業界で働く様々な対象者に向けたコミュニケーション、 チームビルディング、指導力やコーチングなどのスキルアップを目 指した研修に長く携わらせていただいてきました。 その中でも林業の"現場技術者"を対象とした研修の研修生はい わゆる"職人"ということもあり、モノ(製品)やコト(作業の質) のこだわりは人一番強いのですが、ヒトには興味・関心が少ない方 が多い傾向にあります。 たとえば"技術の伝承"(技術の指導)においてもあまり多くは 語らず「見て覚えろ」が基本の世界で「自分たちもそうやって技術 を覚えてきた」、むしろそっちの方が「かっこいいよね」といった 雰囲気があり、そこから中々抜け出せないように思います。 それで皆、ケガせず、事故が起こらず仕事ができるのであれば異論 はないですが、残念ながらそうではないのが実情です。 確かに普段自身の感覚で行なっている技術を言語化(口頭や文字に) して、相手に伝えるのは"難しい"または"面倒くさい"という面 もあります。 そこはどの業界でも共通でありますが、林業はその風潮がひと際 強いように感じます。  先日、これから林業現場において現場のリーダー(後輩などの指 導者)へとステップアップしていく方々向けの研修会があり、せっ かくの機会なので「人に教える(指導する)」をテーマに普段から 考えていること、思っていることをディスカッションする時間をつ くってみました。 研修生からディスカッションの議題を出してもらうと、 「木を伐倒する時につくる"受け口"の効果的な教え方」から 「作業マニュアルはつくった方が本当に良いのか?」 「センスがない人への教え方」 「モノを大切にしない(機材や機械を良く破損する)人の対応方法」 「昼休みにゲームばかりやっている若い後輩とのコミュニケーション」 などなど、些細なことも含めて様々な議題が挙がりました。 お互い語り合ってみると共通している悩みばかりのようでした。 研修生自身も限られた時間の中で、現場リーダーとして仕事の成果 を上げながら後輩の指導を両立して行なっていく必要性や「見て覚 えろ」だけではこれからの新人は育っていかないことは理解しつつ も、「根気強く」「辛抱強く」「丁寧に」といったワードがでてく ると少し億劫な空気になってしまいます。 それともう一つ、中堅の職人さんが陥りやすい傾向として、自分に は知識や技術力はあるのだから教えることもすぐに同じレベルでで きると認識しがちです。 しかしながら技術力=教える力ではなく、教える力はまったくの別 物と認識が必要になってきます。 そのため一度や二度教えて、"自分が上手く教えられない"のは当 たり前です。チェンソーの操作技術と同じように、始めは全くでき なかった事もいつの間にか頭や体で覚えてできるようになり、それ が更に洗練された技術になっていくのは、"かけた時間"によって 違ってきます。それと同じで"教える力"を習得することも時間が かかって当然だと思います。 コミュニケーションや指導力など"対ヒト"に関する技術は、他者 にあって自分にはない"弱み"を認め、自分にあって他者にない "強み"に気づくことから始まるのだと思います。研修はそれを見 出すための一つのきっかけであり、本質となる能力は自身の日々の 行動一つひとつの葛藤や上手くいった時の喜びの中で積み上げられ ていきます。 研修という短い時間の中で、私たちは本人の"きっかけ"づくりを お手伝いするだけに過ぎないのかもしれませんが、それが始まりで あり、始まらなければその人の成長はないのだと心に刻み、これか らも研修生のための研修づくりに尽力していく次第です。 **************************************************        ブログ「寄り合いひろば」 ************************************************** 新しい"森林活用のかたち"を提案するブログ「寄り合いひろば」。 企業として森づくりに関わりたい方、 また企業とともに森づくりを行いたい方に 役立つ情報をカテゴリーに分けて発信しています。  ○企業による日本の森林保全・森林活用動向調査  ○企業と森林の関わり  ○企業と森林の関わり方 ◎企業として森林での体験プログラムをお試ししたい方は こちら ⇒ http://tsubuyaki.sp-farm.com/?cid=32181 【New !】ブログ----------------------------------    地域林政アドバイザー育成研修に参加して    http://spfarm.jugem.jp/?eid=1102783 ------------------------------------------------- ****************************************************       環境イベント・セミナー情報 **************************************************** ※このコーナーではHPの「環境イベント・セミナー情報」  掲示板から ピックアップした情報を掲載しております。  下記の詳細、その他の情報、またイベント情報の提供は  こちらへ⇒ http://sp-farm.com/bbs/patio/patio.cgi 『SPF通信』2022.11.29発行 登録 https://www.sp-farm.com/mailform.html 解除 y.sato-spf@nifty.com     恐れ入りますが、こちらのアドレスまでご一報ください。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ (株)エス.ピー.ファーム/S.P.Farm(担当:佐藤) TEL 03-5283-6531 FAX 03-5281-5501 〒101-0052千代田区神田小川町2-14 KT小川町ビル4F E-Mail : y.sato-spf@nifty.com ホームページ :https://www.sp-farm.com/top.html ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ★(株)エス.ピー.ファームは 企業の環境対策や環境コミュニケーション、環境プロモーション、 企業内外の環境教育に関するプランニング及びプロデュースをするとともに、 日本の森林と里山を保全し、有効活用する 新しい社会・経済システムの構築をめざしている会社です。 Copyright (c) S.P.Farm All rights reserved. ───────────────────────── /////////ここまで////////// 『SPF通信』2022.10.25発行 登録 https://www.sp-farm.com/mailform.html 解除 y.sato-spf@nifty.com     恐れ入りますが、こちらのアドレスまでご一報ください。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ (株)エス.ピー.ファーム/S.P.Farm(担当:佐藤) TEL 03-5283-6531 FAX 03-5281-5501 〒101-0052千代田区神田小川町2-14 KT小川町ビル4F E-Mail : y.sato-spf@nifty.com ホームページ :https://www.sp-farm.com/top.html ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ★(株)エス.ピー.ファームは 企業の環境対策や環境コミュニケーション、環境プロモーション、 企業内外の環境教育に関するプランニング及びプロデュースをするとともに、 日本の森林と里山を保全し、有効活用する 新しい社会・経済システムの構築をめざしている会社です。 Copyright (c) S.P.Farm All rights reserved. ─────────────────────────


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