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SPF通信メルマガ

CSR、環境経営に係わる環境コミュニケーション・環境教育について、
その手法やその業界別傾向、求められる要素等を当社の独自の調査と視点で毎月お届けするメルマガです。


SPF通信-Vol.216- 2023.11.29配信  ★エス.ピー.ファームにつながる皆さまにBCCでお送りしています。   また、2023年11月に弊社スタッフと新たにお名刺交換をさせていただいた方にも   僭越ながら本号のみ配信させていただいております。  SPF通信担当の佐藤です。    気温も急にガクッと下がり、関東でも山間部で雪が降り始めたりと  冬を感じることが増えました。  気温の変化に身体が慣れるのには2週間程度はかかるとのことです。  自分では気づきづらい身体内部の変化もあるので、今一番体調を注意していきたいですね。 -------------------------------------------------------------- 目次 1.SPFのノート   ・壁を乗り越えるマネジメント 2.ブログ「寄り合いひろば」   ・鹿児島県の地域林政アドバイザー育成研修に参加して --------------------------------------------------------------    環境や森林・林業分野に関わる事業の取り組みを通じて、収集した情報やノウハウ(経験・体験)  などを皆さまにお届けしています。 ---------------------------------------------  今月のノート 壁を乗り越えるためのマネジメント  先月のノートにて「新人の定着」について少し触れて書かせていただきましたが、  先日とある林業経営体の工夫について聞かせていただく機会がございました。    その林業経営体では、今年の4月に林業未経験者の高卒5名を現場技能者  として採用したそうです。(普通科高校3名、農林高校2名)  4月、5月、6月と山の歩き方や林内作業の基本の"キ"を覚え、  徐々に慣れてきた彼らにとって"最初の壁"とも言える夏場の下刈りの時期が  やってきました。  特に今年の夏は皆さんも記憶に新しいかと思いますが猛暑続きで、  熱中症のリスクや山の斜面地での作業、苗木を伐らないように集中力を  持続させないといけいないなど体力面や心身ともに負担が大きく、  「まだ入って数か月だし、何名かは辞めてしまうかもしれない」と  経営体側も一抹の不安を抱えていたそうです。  そこで今年は思い切って夏場の仕事時間を朝5時~昼12時まで(7時間)  にしたところ、一人もリタイアせず今年の夏を乗り越えたとのことでした。  夏場に就業開始時間を早める経営体は珍しくはありませんが、日の出直後~正午まで  はあまり聞いたことがなかったので、10代の彼らはどのように感じたのか・・・  と思いましたが 「朝早いが夜更かしすることもなくなった。」 「昼過ぎには自分の時間ができる!(そう思うと仕事も集中できる!)」 「残業ばかりの事務職の友達に羨ましがられる。」  と思いのほか好評とのことでした。  加えて大きな体調不良・ケガ等や作業自体の遅れることなく実施できたということで  労働衛生(作業環境管理、作業管理、健康管理)への効果も大きかったのではない  でしょうか。      ネガティブ要素を如何にポジティブ要素に変えていけるか。    人の育成にはお金も時間もかかりますが、そんな中でも林業未経験・新社会人5名を  迎え入れた林業経営体の覚悟、そして従業員のニーズ(就業環境)と労働安全(生産性)を  両立させるためのマネジメントの大切さを改めて感じさせていただきました。 _______ ご依頼・ご相談は、お気軽にお問い合わせください! ・研修等の講師を依頼したい! (対象者に合わせた講義を承っております。コミュニケーション/コーチング/ ファシリテーション/新人育成/指導者育成/経営者育成など) ・研修を実施したいのでサポートしてほしい。 (研修の企画から・プログラム設計・事務・運営業務までフルサポート! オンライン運営もOKです!) 詳細はこちら ・自社の国産材(間伐材)商品を広めたい! (イベント・ワークショップ等の企画・設計・運営/自社製品の販売促進など) 詳細は こちら ・環境広報ツールを作成したい方! (ポスター/フライヤー/パンフレット/冊子/WEBサイトなどの他、映像撮影/ 動画制作なども承っております。) 詳細はこちら


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